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事故によって車両の損害があった場合の補償額はクルマの修理代か時価額が上限になります。たとえば、400万円の新車を買って半年後に事故にあい、修理代が200万円とすれば、その200万円しか補償してもらえません。新車同様なのだから400万円ほしいといってもダメなわけです。そこで登場したのがこの特約。修理費が新車購入時の価格の50%以上になるときなどの条件がありますが、この特約をつけていれば新たに新車を再...

搭乗者傷害保険に関する特約の一つ。入院や通院時に支払われる保険金の日額を少なくする(たとえば入院1日1万5000円を1日7500円に)ことで、保険料が安くなる特約です。運転するときにほとんど同乗者がいない人や、また他の保険で傷害保険などに加入しているから、入院や通院時の補償はそちらで十分カバーできると思われる人などには活用のメリットがあります。

最近は自動車保険加入に際して付けられる特約の範囲も広がっています。たとえば、損保ジャパンのリスク細分型保険「ONE」では、傷害保険特約を付けることができます。これは、日常生活におけるケガや死亡、後遺症や通院などを補償するもので、同保険ではゴルファー保険も付けることができます。また、東京海上火災でも生活用動産特約や家族傷害特約などがありますし、各社ともさまざまな特約を用意しています。もちろん、一般の...

車両保険では通常一定額までは保険金が免責になります。たとえば免責5万円であれば、5万円までの事故なら保険金は支払われず、免責金額を上回る分だけの受け取りになります。しかし、この特約をつけておけば、車対車の事故に限り免責はなく、小額の事故でも必ず保険金を受け取れるようになります。その分保険料は若干高くなりますから、少ない金額なら負担してもいいという人ならこの特約をつける必要はないでしょう。

自動車保険では等級別料率制度が実施され、初めて加入するときは6等級で、その後1年間無事故を続けると7等級になり、保険料が若干割り引きされます。その後順次等級が上がっていき、一般 的には最高が20等級で、保険料の割引率は6割ほどになります。反対に保険金請求をともなう事故を起こすと、1事故について3等級のダウンとなります。その結果 、最低の1等級になると保険料は5割ほどの割増になってしまいます。このよ...

車内やトランクなどに積んでいた個人所有のモノに対して損害を補償してくれる特約。現金は対象外ですが、高級ゴルフクラブを乗せてしばしばゴルフに行く人などはこの特約をつけておいたほうが安心です。

車両保険の特約の一つ。ただし、保険料の追加が必要な特約ではなく、保険契約にともなう無料の付帯サービスとしている保険会社もあります。これは、事故によって修理が必要になった場合、修理が終わるまでの間レンタカーなどの代車費用を負担してくれるものです。レジャーなどだけに使う人ならそんなに必要性はないかもしれませんが、業務や通 勤・通学に使っている人には不可欠な特約といえるでしょう。

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