車両保険

車両保険

交通事故による自分のクルマの損害を補償してくれる保険です。

 

この保険には大きく分けると4つのタイプがあり、
SAPにはいずれかのタイプがセットされることになり、
PAPでは加入者の希望に応じてつけることができ、
BAPでは組み合わせる保険の一つとして選択することができます。
4つのタイプは次の通 りです。

 

 

■一般車両保険
クルマ同士の接触、衝突、また転覆や墜落のほか、ガードレールや電柱などとの接触、衝突なども補償の対象となります。火災や水害、盗難などもカバーしてくれる一番補償範囲の広い保険です。

 

 

■エコノミー車両保険
車同士の事故に限って保険金が支払われる保険です。ただし、相手方の確認が必要で、当て逃げされたような場合には保険金は支払われないことになっています。正式には、自動車相互間衝突危険車両損害保険という長い名称があります。

 

 

■車両危険限定A特約
クルマの火災や爆発、盗難、落書き、ガラス破損などをカバーする保険です。したがって、クルマの走行に伴う接触、衝突、転覆、墜落などの事故は保険金支払いの対象になりません。

 

 

■エコノミー車両保険+車両危険限定A特約
上の2と3を組み合わせた保険です。その結果 、2のエコノミー車両保険の補償範囲に、3の盗難などの補償も付加した保険です。保険料は一般車両保険より安いので、自損事故の可能性が低いベテランのドライバーなどが利用するケースが多いようです。

 

以上の中からどの保険を選ぶかを決めると同時に、車両保険では免責金額を決める必要も出てきます。免責金額というのは、事故が起こったときに損害額のうち契約者が負担する金額のことです。1.0-10万円、2.5-10万円、3.7-10万円、4.10万円、5.15万円、6.免責ゼロ特約があり、5-10万円という場合は、1回目の事故は免責金額が5万円で、2回目以降は10万円ということです。損害額からこの免責金額を差し引いた金額が保険金として支払われることになります。なお等級によってどの免責金額を選べるかという条件もあるので注意が必要です。

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